下肢静脈瘤と共に歩んできた男の日記

20歳の時に下肢静脈瘤になり、手術も数回経験した50歳男です。下肢静脈瘤になっての経験や、病気の特徴などを調べたことをマテめていきます。

僕と下肢静脈瘤との出会い

僕が自分の足に異変を感じたのは、実は中学生の頃でした。
 
中学生時代はバスケットボール部に所属していたのですが、練習の時に半ズボンのトランクスのようなバスケットボールパンツを履いていた時に友人が
 
「ふくらはぎの血管浮いてるんちゃうん?」
「もっと筋トレせなあかんのちゃうか!」
 
と言ってきたのです。
 
自分でもなんか他の人より血管が目立つなーくらいには思ってたのですが、友人に言われて初めて
 
「他の人が気づくくらい、俺の血管浮いてるんや」
 
と思ってショックだった記憶があります。
 
 
ただ、その当時【下肢静脈瘤】と言う言葉はもちろんのこと、そんな病気があることすら知りませんので、友人に言われたように
 
「他の人よりふくらはぎの筋肉が弱いから血管が目立つのかな?」
 
くらいにしか思ってませんでした。
 
 
その後も中学生、高校生の間はずーっとバスケットボールに打ち込んでいましたので、ショートパンツになる機会が多かったので、ある種のコンプレックスを感じていました。
 
チームメイトは、ショートパンツと短いソックスで練習や試合に参加する人も多かったですが、僕はずーっとハイソックスしか履きませんでした。
 
ふくらはぎを隠したかったからです。
 
 
そして、練習はなるべく長いトレーニングウエアを着ていたように思います。
 
 
一般的に下肢静脈瘤は、出産後の女性や、ある程度年配の男女に見られる病気のようですが、僕のように中学生くらいから症状が見られるのは珍しいのでは無いかと思います。
 
我ながら昔の自分が少しかわいそうに思います。