下肢静脈瘤と共に歩んできた男の日記

20歳の時に下肢静脈瘤になり、手術も数回経験した50歳男です。下肢静脈瘤になっての経験や、病気の特徴などを調べたことをマテめていきます。

足に異変が・・・

立ち仕事に就いて一年半くらい経った頃だったと記憶していますが、とうとう僕の足に異変が起きた。

それまでも、足がむくみやすかったり、夜中に足を攣ったりした事はよくあったけど、それは立ち仕事だから仕方ないと思っていた。


そして、学生時代と違って、半ズボンになる事は先ず無かったので、自分自身でも下肢静脈瘤がどうとか考えることすらあまり無かったのです。


これが、好んで半ズボンを履くようなタイプの人だったら、下肢静脈瘤がひどくなってたら、他人からも言われてたかと思うし、自分でも気づいていたと思う。


そういう生活を送っていたある日、左足の内側のくるぶしあたりに膿が溜まるような傷跡(?)みたいなものが出来た。

最初はかぶれたりしたのかなぁー?くらいにしか思ってなかった。

痒いのでついついかいてします。

そうするとそこがさらに膿んだように汁が出てきたりする。

市販の薬などを塗ったりもしたが、一向に良くなる気配がない。


痒くてもかくのを我慢したり、薬もマメに塗ったりもしたが、全然良くならない日が長く続いた。


さすがに心配になり、皮膚科を受診した。


その地では割と有名な皮膚科で、かなりの時間待たさせるのが当たり前の皮膚科でした。


でも、後から振り返ると、その傷というか、膿の原因は分からなかったみたいなので、皮膚科としては優秀な先生だったのだろうけど、身体全体の事は気づいてもらえなかったみたいだった。(済んだことなのでこれ以上は自粛しますが・・)


その皮膚科を受診して、触るだけでも痛いのに、膿をほじくり返され、叫びたいくらい痛かったのを思い出す。

そして結果的には専門の塗り薬を貰って、しばらくクスリをマメに塗って様子を見るように!ということでその日は終わった。


そして二週間くらい、ちゃんと先生の指示通りに薬を塗ったが、全く良くならなかった。


そりゃそうだ!


のちにわかったことだが、僕のその足の傷は、皮膚の病気などではなく、下肢静脈瘤が原因だったからだ。

 

続く・・