下肢静脈瘤と共に歩んできた男の日記

20歳の時に下肢静脈瘤になり、手術も数回経験した50歳男です。下肢静脈瘤になっての経験や、病気の特徴などを調べたことをマテめていきます。

なに!? 即手術だと!!???

皮膚科に行っても足の内側のくるぶしあたりの化膿した傷は一向に良くなる気配がしません。
 
 
それでも普通に仕事は頑張っていました。
 
 
そしてたまたま連休があった時に、久しぶりに実家がある福井に帰省した時のことです。
 
 
両親に何気なく足の傷のことや、皮膚科に行っても改善していないことを伝えたのです。
 
 
すると、すぐさま家から近くで、両親も何かとお世話になっている総合病院に行って来いと言われ、その日のうちに診察を受けに行ってきました。
 
 
大阪の皮膚科で診せた時と同じように、足の内側のくるぶしあたりの化膿した傷を先生に見せました。
 
 
すると、傷を診てすぐに先生は、
 
「これはこの場所の傷だけの問題ではないねぇ〜」
「ちょっとズボン脱いでみて」
 
とおっしゃいます。
 
 
言われた通りズボンを脱ぐと
 
「やっぱりな」
 
とおっしゃる先生。
 
 
 
「この下肢静脈瘤が原因やわ!」
 
 
「若い男性には珍しいくらい血管の浮腫がひどいね」
 
「早目に手術しとこか!」
 
 
と、診察して10分も経たないうちに、手術しないとダメだよ宣言をされちゃいました!
 
 
確かに中学生の頃から下肢静脈瘤については多少自覚と悩みがあったのですが、
 
くるぶしあたりに出来た小さな傷を治したかっただけの状況から、いきなり手術を提案されるとは予想してなかったので、かなりの動揺だった覚えがあります。
 
 
当時まだ20歳の頃でした。
 
人生初手術をあっけなく告げられて、本当にびっくりでした。
 
 
家に帰って親にそのことを告げると、
 
 
「すぐに大阪に戻って社長に報告して、長期休ませてもらう許可を貰ってきなさい」
 
「こちらの病院ならお父さん、お母さんが世話をしに行けるから、福井で手術しなさい」
 
とのことで、そうすることにしました。
 
 
 
早速大阪に戻り、雇い主に相談し、快諾していただいたので、とうとう人生初手術に挑むこととなりました。
 
 
手術に対する不安もありましたが、心の何処かに
 
「手術して入院したら、しばらくのんびりできるな!」という、多少の喜びもありました。
 
 
なぜなら普段の修行生活は、朝から夜中までのハードな毎日が当たり前の日課だったからです。
 
 
手術は怖かったけど、入院生活は何故か楽しみだった、まだ青二才の自分なのでした(^^)
 
 
さあ、いよいよ福井の実家に戻り、病院で手術の日程などを相談して、いよいよ病院に入る日が来ました。
 
 
ドキドキ、珍事件ありの入院初日の出来事は次回に続きます・・