下肢静脈瘤と共に歩んできた男の日記

20歳の時に下肢静脈瘤になり、手術も数回経験した50歳男です。下肢静脈瘤になっての経験や、病気の特徴などを調べたことをマテめていきます。

人生初手術

とうとう手術当日がやって来てしまいました。
 
看護師さんに呼ばれ、手術を受けるための服に着替え(ガウンみたいなものだったかな?)、手術室に向かいます。
 
大した手術ではないのですが、やはり初めて手術を受けるとなると相当緊張しました。
 
救いは、手術の補助として何人か看護師さんも入ってこられましたが、その中に昨日から割と仲良くなって、友達のように接してくれる打ち解けた看護師さんもいたので、少し安心しました。
 
 
手術で実際に足にメスを入れるのは7〜8箇所だと聞いていました。
 
一つ一つの切り傷は2センチ程度で、その切った箇所と、また別の箇所で切った所の間の血管を切り抜くとのことです。
 
下はくるぶしの内側あたりから、足首、ふくらはぎ数カ所、内腿一箇所、鼠蹊部一箇所みたいな感じです。
 
 
そしていよいよ麻酔が打たれますが、部分麻酔ではなく、下半身全体に麻酔をするとのことで、脊髄に麻酔を打たれました。
 
 
これが痛いのなんの(≧∀≦)
 
手術台の上で横向きに寝転がり、さらに背中を丸めこむようにして背骨を浮き上がらせ、そして腰のあたりの背骨に向かって太い麻酔注射が突き刺さります。
 
 
わりと注射とか点滴は全く平気な方で、怖いとか痛いとかは感じないタイプの僕ですが、これは痛かった(ToT)
 
 
周りに可愛いい看護師さんがたくさんいたので我慢しましたが、先生と一対一だったら泣いていたかもしれないレベルの痛さです(≧∀≦)
 
 
でも痛いのは一瞬で、あとの手術中は痛みも全くなく、逆に麻酔のせいかどうか知りませんが、気持ちよくてスヤスヤと寝息を立てて寝ていたそうです。
 
 
後に看護師さんが言ってました^ ^
 
 
2時間ほどの手術はあっという間に終わり(寝ていたので)、手術室を出ると、母親と親戚のおばちゃんが心配そうに、半泣きのような顔で待っていてくれたのを思い出します。
 
 
簡単な手術とはいえ、我が子が手術室の中に入って出てくるまでは、やはり心配で不安だっのでしょうね!
 
 
親はやっぱり有難い存在だと思いました。
 
 
手術した足は、上から下まで包帯ぐるぐる巻きで、しっかり固定してくれていたので、術後の痛みとかも全くなく、快適な入院生活を送りました。
 
続く